古い絵が出てきたので
後に活きて来ました
片付けをしていたところ、かなり古い絵が出てきました。
住んでいる市内の郊外で撮影した写真をもとに描いたものです。
今見るとやはり未熟で、掲載はややお恥ずかしいところではありますが背景の処理の方法や、モチーフに対する写実性に対しての考え方が変化する契機になった作品です。
細部のアップを見ると分かるのですが、トンボの大部分は塗るのではなく、細い線で描き込んでいます。
絵の中で技法的にやりたいことがまとまっていない絵になっているのですが、部分毎には後に活きて来る作業や試みが見られたのでした。
やはり、きちんと描こうとする意志があれば無駄にはならないものです。何事も同じですね。