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画材と支持体

描く『道具』画材と、描く為の『支持体』(キャンバスや紙のことです)についてのお話です。

絵を描く時に、何で描くかはすぐに思いつくでしょう。油絵の具だったり、水彩絵の具だったり、色鉛筆だったりですね。

 

しかし、同じくらい大切なのが何に描くかということです。例えば、油絵の具で使うキャンバスも麻布にどういう処理をしたかによって、描き味が変わります。

 

今日の作品は色鉛筆画ですが、私はケント紙の貼られたイラストボードに描いています。

絵の雰囲気、どういう作品にするかで紙の質を選ぶ訳ですね。

『残照』イラストボード(ケント紙)に色鉛筆

私の場合、描き方の都合でケント紙を使用しています。水彩紙や、一般的な画用紙だと思う様に色をコントロール出来無いので。修行が足りないですね。

最近、水彩紙の凹凸を活かす描き方を模索中です。

絵に限らず、ものごとを突き詰めて行くことには終わりがありませんが、終わりの無い旅というのも悪く無いものです。